前回のあらすじ。
スカイリムに再来した災いの化身、ドラゴン。
同時期にスカイリムに辿り着いた没落貴族(にんげんのくず)UDN(ウドン)とその召使いMeria(メリア)
これも運命の巡り会わせなのだろうか、ドラゴンに無惨にも破壊されたヘルゲンの惨状を目撃する。
惨劇の中、一人の生存者を救った事から彼等の運命は動き始めようとしていた・・・。
UDN「ぬわあああん疲れたもおおおおん!!」UDN「どうして同じところ行ったり来たりしないといけないんですか(正論)
もう辞めたくなりますよ~、メインクエストぉ・・・。」
Meria「メタ発言は辞めてください旦那様。」
UDN「・・・うーん、しかしなんだこの感覚。
最初に来た時はこんなド田舎だと思ってたけどもう一度戻ってみると実家のような安心感がある。
SSは0話のものを使用したのかな?」
Meria「・・・コホン。
旦那様、リバーウッドに戻ってきたのも一応任務の為ですので真面目にやってください。」
UDN「僕は真面目ですよメリアさん。
でもなんなんですかドラゴンストーンって。どうして学者はそんなもの欲しがるんですかねぇ・・・。」
Meria「ドラゴンストーン・・・、ファレンガーさんに依頼された品ですね。
ブリークフォール墓地の最深部に眠る遺物とまで聞いていますが・・・。名称から考えるに石版か何かでしょうか?
石版と言えば要するに古代の文献みたいなものですから・・・、まぁ、納得は出来ますけど。」
UDN「それじゃあ適当な岩盤拾って終わりってことで良いんじゃない?」
Meria「相手は考古学のプロです。素人の私たちが騙せるわけないですし、私がさせません。
・・・まぁ、よく考えてみれば旦那様自身が歩く考古学なんでしょうけど。役に立たない知識ばかりですが。」
UDN「うむうむ、僕こそが今や失われた栄華を極めし黄金時代、第三紀セプティム朝の生き証人だからな!!
・・・まぁ、残念な事にシロディール以外の事はサッパリだけどね。ドラゴンに関しても同じさ。」
Meria「旦那様がもっと知性的な人物であったらと常々考えさせられます・・・。
・・・しかし悔やんでもどうしようもない事、今は本来の目的に戻りましょう。
まずはブリークフォール墓地について詳しい人に話を聞かないと場所もわかりませんしね。」
UDN「それなら抜かりない、さっき乞食にコイン握らせたらリバーウッド雑貨店の店主の名が出たからな。」
Meria「あまり賄賂は感心しませんが・・・、まぁ、旦那様の手柄としましょう。」
ルーカン「・・・ダメだダメだ、お前の兄である俺がお前をそんな危険な場所に・・・。
おっと、お客さんか。すまない、俺はリバーウッド雑貨店の店主、ルーカンだ。さぁ、商品を見ていってくれ。
・・・と、言っても今は盗みに入られたばかり品揃えは良くないんだがな・・・。」
Meria「いえ、お気になさらず。私たちも買い物ではなくお尋ねしたいことがあって訪れたものなので・・・。」
ルーカン「ほぅ、一体何を聞きたいんだい?今は商売もままならない雑貨店だ。俺でよければ力になるが・・・。」
Meria「ホワイトランの首長の依頼でブリークフォール墓地に用があるのですが・・・。
何せ私たち二人はシロディールからの流れ者ですのでここ近辺の地理には明るくなくて・・・。」
ルーカン「首長の依頼で?それなら教えないわけにもいかないな。
ブリークフォール墓地までの道のりなら案内できるんだが・・・。」
???「あら、このお二方ブリークフォール墓地に用があるなら丁度良いじゃない!!
腕も立ちそうだし賊に盗まれたものを取り返してきて貰いましょうよ!!」
ルーカン「こら、カミラ!!彼らは首長の命で来てるんだぞ!!俺たちの事情に巻き込むんじゃない!!
あぁ・・・いや、すまない。あっちは俺の妹のカミラ。俺の店から賊が出て行った所を目撃したからか今は気が立ってるんだ、咎めないでやってくれ。」
カミラ「何よ兄さん、どうにせよブリークフォール墓地に行くなら賊どもと出くわすに違いないわ。
そのついでに取り返してもらうのなら二人の手を煩わせる事もないじゃない。盗まれたものはそう多くないんだし。」
UDN「賊?えぇ・・・、そんなに危険なところなのかぁ・・・。
メリアさんやっぱ辞めません?マズイですよホント。」
Meria「問題ありません。旦那様はともかく私が賊に遅れを取る事はないですし。
ルーカンさん、その盗まれたものについてお話していただけませんか?可能な限りは私たちも力になります。」
ルーカン「本当か!?そいつはありがたい・・・。
俺が取り返して欲しい物はちょっと変わったもので・・・、見た目は黄金の爪の置物なんだ。見れば一目で分かる。
盗まれた商品に関しては正直諦めはついてる、どうせ売れないモノだしな。
だけどあの爪は・・・、まぁ、家宝みたいなものなんだ。重いものでもないしついででよければ取り返してきて欲しい。」
Meria「その依頼承りました。可能な限り取り返してきます。」
UDN「安請け合いはマズイですよホント!!」
カミラ「助かるわ!!それじゃあ途中までだけど道を案内するわね。」
ルーカン「本当にありがとう。とりあえず前礼にこの弓矢を渡しておくよ。相手は賊だしな。
もちろん置物の礼に関してはそれなりに金は用意しておく、健闘を祈るよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
カミラ「さて、この橋を渡って左の山道を登ればブリークフォール墓地よ。
あなた達なら大丈夫でしょうけど、あそこは賊のアジトにもなっているわ。用心してね?」
Meria「ホワイトランへの街道とは逆の方向だったんですか。
道案内ありがとうございます。ここから先は私と旦那様が・・・。
・・・さぁ、行きますよ旦那様。何時まで固まっているんですか?」
UDN「クゥーン…」
Meria「見えてきましたよ、どうやらあれがブリークフォール墓地・・・。」
Meria「・・・いえ、墓地世言うよりは遺跡ですね。確かに賊のアジトにするにはうってつけでしょう。
旦那様、先ほど頂いた弓矢を。使い方はご存知ですよね?」
UDN「実戦は初めてなんだけど・・・。まぁ、趣味の狩猟と罪人の公開処刑で撃った事はあるし・・・多少はね?」
Meria「それを聞いて安心しました。賊を撃つ事に躊躇いがないのならなお結構です。
ですが相手は武器を持った動く的、旦那様はあくまで敵を攪乱するつもりで撃ってください。
賊が接近したら私が全て切り伏せます。良いですか?」
UDN「オッスお願いしまーす。
それじゃイキますよぉ・・・イキますよぉ・・・イクイク、ヌッ!!」
Meria「次弓を引くときそれ辞めてください。気持ち悪いです。」
UDN「シュゥ~ッ、おぉ、当った当った。いいゾ^~コレ。」
山賊A「クソッ!!敵襲だ!!一人やられた!!」
山賊B「へへっ、相手は一人だ。矢に警戒して一気に距離をつめろ!!袋叩きにしてやるぜ!!」
UDN「ファッ!?意外と数いるじゃないですか、ヤバイヤバイ・・・。」
Meria「旦那様、落ち着いてください。腕はそこまで悪くないようですし落ち着けばあと一人は射抜けるはずです。
私は岩陰に隠れて待ち伏せます。敵が接近したらすぐにここを走り抜けてください。」
UDN「もうこれわっかんねぇな・・・、やるしかないみたいですね。
・・・シュゥ~ッ。」
山賊A「ヴォェッ!?」
山賊B「あの野郎・・・中々良い腕してやがる。だがこの距離だ!!頭を叩き割ってやるぜ!!」
UDN「アォン!?やめてやめて叩かないで、やだやだ、小生やだ!!」
山賊B「腰抜けが!!ノルドなら正々堂々と闘え!!」
Meria「・・・二人も仕留めるのは予想外でした、これは楽をさせてもらえましたね。
さぁ来なさい!!相手は私が務めます!!」
山賊B「おおっ・・・!?もう一人隠れてやったか!?
へっ・・・だが女相手にこの俺が負けるわけねぇだ・・・ヴォゲェッ!?」
UDN「はぇ^~、しゅっごい・・・。」
Meria「負けるわけない・・・?一体何の事でしょうか?
あぁ・・・、そうでした、素人の旦那様の矢が当る程度の相手でしたね。道理で、欠伸が出るほど遅いわけです。」
UDN「何気に強いですね(レ)」
Meria「当然です、主人の護衛は基本中の基本とも言える勤めですので。
旦那様も結構なお手前でした。まさか戦の才で旦那様を褒める事になるとは私も思いもしませんでしたよ。」
UDN「まぁ、やろうと思えば(王者の風格)」
Meria「初陣にしては良い動きと言う意味ですがね。調子に乗り過ぎないように。
ともあれ外の賊は片付けましたし、例の爪の置物も持っていないようです。
内部にも恐らく賊がいるでしょうが気を緩める事無くお願いしますね。」
山賊C「あっ・・・MURさん腹減らないすか?」
山賊D「腹減ったなぁ・・・。」
山賊C「この辺にぃ、美味いラーメン屋の屋台、来てるらしいっすよ。じゃけん見張り交代したら行きましょーねー。」
山賊D「お、そうだな。」
UDN「やっちゃいますか?」
Meria「・・・やっちゃいましょうか。
いや、なんでしょう・・・、外の騒ぎにも気付かないとは残念な賊ですね・・・。」
UDN「見とけよ見とけよ^~、ヌッ!!」
山賊C、山賊D「オォン・・・!?アォン・・・」
UDN「弱いですね、これは弱い・・・。
いや、僕が強すぎるんですかね、この見事な弓術、ハッキリわかんだね。」
Meria「まぁ・・・、随分お粗末な見張りですので当然と言えば当然ですが置物は持ってないようですね。
どうにせよファレンガーさんの依頼もあります。奥に進めば道中見つかるかもしれません。先を急ぎましょう。」
UDN「どないや僕の剣術は?ん?」
Meria「一応腐っても元貴族ですか。何か指南を受けていたのですか?
(・・・最も、相手が弱すぎるというのもありますが自信がついたのならそれで良しとしましょう。)」
UDN「そうですねぇ・・・、やっぱり僕は王道を往く、迫真剣道を嗜んでいましたね。
まぁ、部活感覚だけど僕の才ではそれで充分だったってそれ一番言われてるから。」
Meria「はぁ・・・、聞いた事もない流派ですが200年前の話ですしそこは何も聞かないでおきます。面倒くさそうですし。」
UDN「いいんすか?迫真剣道部元代表の僕の英雄譚なら今から三日は話せますよ。」
Meria「よけい聞きたくありません。調子に乗るのはそこらへんにしておいて下さいね。」
UDN「アッ・・・ハイ。おかのした。
それじゃあこのレバー作動しますね、ハイ。先に続く門に連動してそうですし。」
Meria「あ、旦那様ストップ。ちょっと待って下さ・・・」
UDN「ん?」
ガコン!!(迫真)サクッ
UDN「あぁ^~痛いイタイイタイ!!痛いんだょぉ!!(逆ギレ)」Meria「あぁ・・・、言わんこっちゃないです。それ罠ですよ、罠。生易しい部類ですけど。
もっと周りよく見てください・・・、頼みますよ。」
Next BABYLON STAGE 05・・・
最期のトラップ付きレバーですが、プレイ中ヒントとなって死んでくれる山賊をメリアさんがぬっ殺してしまったのでUDN君には犠牲になってもらいました。
罠関係MOD入れればあれで死ねますけど、バニラ環境だと蚊に刺された程度のダメージなんだよなぁ・・・。
あれで死ぬ山賊は真のクソザコナメクジだと思います。
テーマ:Skyrim - ジャンル:ゲーム
- 2014/02/27(木) 16:27:37|
- Skyrim日記
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