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A Midsummer Night's Skyrim

BABYLON STAGE EXTRA ~真夏の夜のスカイリム~(ヴォー・・・

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Skyrim外伝:雨と雪の射手 ~1話 リバーウッドの狩人夫婦~

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~これは、ドラゴンボーンの英雄譚では決して語られる事は無い、
                 少しばかりの冒険心を抱いた一組の夫婦の、ほんのささやかな世直し物語・・・~
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~リバーウッド近郊の森~

Reagan「・・・ほう、珍しい。
ここしばらく見なかったヘラジカの群れが来てくださるとはな。」

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シュバッ!!

Reagan「よし、仕留めたか・・・。」

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Reagan「・・・・・・・・・ふぅ、やはり手負いの鹿だったか。
肉は充分確保できたが毛皮と角はまるでダメだ、売っても二束三文といった所だな・・・。
まぁ、このご時勢贅沢は言えんが・・・。」





俺の名はレーガン、レーガン・シュッツ(Reagan=Schütze)
見ての通り、猟師だ。
いや、一昔前は傭兵まがいの事をやっていたんだが、今はここリバーウッド近郊で動物の狩猟を生業にしている。

・・・何故今は猟師をやっているのかって?
それは・・・、膝に矢を受けた冒険者が衛兵になった様なもんで、
何時の間にか歳を取り、共に一生を歩むと決めた伴侶が出来て、気付いたらすっかり戦場離れしていた。
・・・まぁ、そんなよくある話で、どこにでもいそうな猟師がこの俺だ。




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Reagan「さて、今日の猟果を明日の売り物にしたことだし家に帰るとしよう。」

ガチャ

Reagan「ただいま、遅くなってすまないな、シュネー。」

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Schnee「おかえりなさい、レーガン。
もう夕飯の準備は・・・って、かなり返り血浴びてるけど大物でも射ってきたの?」

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Reagan「あぁ、今日は運よく久々にヘラジカの群れを見つけてな。
手負いの鹿で毛皮の角はあまり高くは売れんだろうが、このご時勢だ、アルヴォアも喜んで買い取ってくれるだろう。」

Schnee「鹿!?凄いじゃない!!
ここ最近は売れるものと言えば狼の毛皮くらいだったし・・・。」

Reagan「ハハハ・・・、そいつは猟師として面目ないな。
時にシュネー、お前の方はどうだった?ここ最近薬が良く売れてるそうだが。」

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Schnee「あぁ・・・うん、今日もかなり売れたよ。
主に傷を治すのとマジカを回復させるポーションだけだけど・・・。」

Reagan「その割には浮かない顔だな。
柄の悪い兵士が買いに来たのか?」

Schnee「それは前より少し減ったけど・・・、
ストームクロークの人たちがお薬を買いに来た後、しばらくして帝国兵の人が薬を買いに来たの。
で、どっちも買って行ったポーションの用途が用途だけに素直に喜べなくって・・・。」

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Reagan「そうか・・・、俺が仕留めた鹿が手負いだったのもここらを拠点にしている兵士が手をつけていたからか。
全く、ストームクロークと帝国軍の戦争も早く終結してもらいたいところだな。」

Schnee「そうだね・・・、ここ最近平和だったはずのリバーウッドも治安が悪くなってきたし。
・・・あっ、それで思い出したんだけど今日アルヴォアさんがうちを訪ねにきたのよ。」

Reagan「アルヴォアが?俺に何か用があったのか?」

Schnee「うん、鉄鉱石の採掘所が山賊に乗っ取られたらしくてそれを追い払う手伝いをして欲しいって・・・。
今は息子さんのハドバルさんやレイロフさんみたいな若い人は兵士として村を出ているらしいの。
そうなると昔傭兵やっていたレーガンの力がどうしても必要だって・・・。」

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Reagan「おいおい、こんなクソ田舎の採掘所乗っ取るとか世も末だな。
それにハドバルやレイロフも・・・、ハドバルは帝国兵の任務でいないのは知ってたが・・・。
ったく、こんな時に若いもんは何やってんだかと言われりゃ戦争行ってるんだよなぁ・・・。」

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Schnee「二人とも無事だといいんだけど・・・。
レーガンもきっと大丈夫だと思うけど無理しちゃダメだよ?」

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Reagan「ハハハ、確かに人を射つのは相当ブランクがあるからな。
わかってる、俺ももう若くないんだ。引き際ならもう充分弁えてる。
だから安心して待っていてくれ。明日はアルヴォアからたっぷり礼を貰って帰ってくるからさ。」

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Schnee「・・・うん、じゃあ私も明日は今日の鹿肉で完勝祝いのご馳走用意しておこうかな。
あんまり遅くなると私一人で食べちゃうからね?」

Reagan「おいおい、それは俺に全盛期の無茶をしろって言ってるようなもんだぞ。」




・・・俺はこの生活に満足も、幸せも感じている。
今は昔を思い出して少し気分が高揚している・・・、だけなんだと。
少なくともその時はそれだけの事だと思っていた。




最近買ったドールにかまけているとふと、キャラメイク熱が復活してスカイリムを再開してきました。

今回はドラゴンボーンUDNの物語ではなく、
ドラゴンボーンじゃない狩人RPでお話を進めていきます。
まぁ、ぶっちゃけドラゴンボーンRPではこなしていないサブクエストを遊ぶ為の日記です。
レーガンさんとシュネーさんはまた今度、プロフィールでも書いておこうかなと思います。
  1. 2015/01/24(土) 22:02:28|
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