前回のあらすじ。
デイドラの王であるメリディアの依頼を無事にこなし、聖剣『ドーンブレイカー』を入手したUDN一行。
これに味を占めたのか、手っ取り早く強くなる為にデイドラにまつわる事件に首を突っ込む事に。
ドーンスターの不穏な噂を聞きつけ早速向かってみるが・・・。
Lydia「・・・ふぅ、まさか巨人も簡単に狩れちゃうなんてびっくりです。
さすが聖剣なんでしょうか?以前使っていた剣とは大違いだってハッキリわかりますね。」
UDN「やりますねぇ!!
次は僕が強力なポン刀を手に入れる番だしさっさとドーンスター行きましょうよ。
確かかなり奇妙な現象が起こってるって噂らしいし。」
Meria「まったく・・・、リディアさんは兵士としての鍛錬を積んでいるから剣の真価を発揮できるのです。
武器はもちろんですがご自身の鍛錬を怠らないようお願いしますよ、旦那様。」
UDN「アッ・・・はい。おかのした。」
UDN「さてさて、ここがドーンスターかぁ。
例の噂もだけど、ここは良質な鉱物資源が取れるって有名だったっけ。」
Meria「そうですね・・・、ですが現在は鉱山の稼働状況が悪いみたいですね。
住民の多くが夜な夜な悪夢に魘されていてそれが原因で思うように採掘が進まないのでしょう。」
Lydia「確かにその噂が広がり始めてからドーンスター産クイックシルバーの値段が上がりましたからねぇ。
ホワイトランにいた頃に支給された装備も目に見えてショボくなってましたし・・・。」
Meria「どうにせよこの件も一筋縄でいかないようですし旦那様や私たちにとってはいい経験になるでしょうね。
ここの労働者達を救うと思えば一石二鳥でしょう。」
Meria「(それに・・・旦那様が夜な夜な魘されている悪夢についても何か判るかもしれません。)」
UDN「ま、とりあえず宿屋で情報収集でもしようかな。
リディアちゃん、聞き込み頼むよぉ~。」
Lydia「はい!!お任せ下さい従士様!!」
数分後・・・。
エランドゥル「・・・君がこのドーンスターの悪夢について調べ回っているのか。
失敬、私の名はエランドゥル。マーラに仕える司祭だ。」
UDN「えっ、司祭・・・?
確かに僕が代表者だけどどうして司祭がこの件に首突っ込んでるの?」
エランドゥル「慈愛の神マーラの意思に従っているまでだ。
君達もドーンスターの現状についてはわかっているだろう?」
Meria「えぇ、ドーンスターの住民が夜な夜な悪夢に魘されていると。
原因はあくまで憶測ですが人智を超えた・・・それこそデイドラの類によるものでないかと考えています。」
エランドゥル「なるほど、考えもおおよそ一致しているか。ならば説明は容易い。
君達の推理の通り、私もこの件はデイドラの王、ヴァーミルナによって創られたものであると考えている。」
UDN「・・・・・・ヴァーミルナ、夢と悪夢を司るデイドラだね。
人の世では預言者としての一面もあるけど基本的には悪夢をばら撒いているからなぁ。」
エランドゥル「どうやらその分野には詳しいようだな。
そしてドーンスターのみにこの現象が見られる事から付近に元凶があると調査をしていた。
しかし目処は立ったのだが・・・、単身で挑むには少々厄介でな。
君達は見たところ腕が立つようだ、ここは一つ私に協力してもらえないだろうか?」
UDN「もちろん、そのためにドーンスターに来たようなものだしね。」
エランドゥル「あぁ、目的地はドーンスターのすぐそこだ。
あの丘の塔、人が滅多に寄り付かないのでもはや廃墟ではあるがな。」
UDN「はぇ^~近いじゃないか。」
エランドゥル「行ってみればわかるがあの丘は妙に魔物が集まりやすい場所でな。
それもデイドラと関係があるかもしれないが・・・、とにかく準備は怠らないようにしてくれ。
長い間放置されているんだ、何が住み着いているかわからん。」
UDN「ファッ!?だからってこれはないんじゃないですか!?
巨人だよ巨人!!町の近くに住み着いてるなんてこれもうわっかんねぇなぁ・・・。」
Lydia「しかも性質が悪いことにこいつは小型の巨人です。
これ一体は楽なんですけどもしかしたら群れがやってくるかもしれません・・・。」
エランドゥル「・・・仕方がない、二人はここに残って外を見張っていてくれ。
今の腕なら撃退も容易いはずだ。探索を終えた後に待ち構えられたらひとたまりもないからな。」
Lydia「ちょ、駄目ですよ!!私たちはこの人の護衛なんですから!!
探索は私かメリアさんのどちらかが・・・。」
UDN「まぁ、そう慌てないで。大丈夫だって、ヘーキヘーキ。
今までかなりの遺跡を探索してきたし、いざとなったら逃げて帰るしさ。」
Meria「・・・リディアさん、ここは旦那様を信じて待つとしましょう。
旦那様も剣士としての腕は着実に上がってきています、こちらの司祭様もついていますし・・・。
それに巨人族はこの廃墟に入れません。むしろ中の探索の方が安全とも考えられます。」
Lydia「は、はぁ・・・。確かに一理ありますしメリアさんがそう言うなら・・・。
えっと・・・、従士様、私たちはここを守るのでくれぐれもお怪我がないようにお願いしますね。」
UDN「さて、二人は留守を守ってくれるようだし司祭さんの目的を聞こうかな。
大丈夫大丈夫、こっちはデイドラあやかりで来てるからあんまり明るい理由じゃないし、ただ安全を確かめたくてさ。」
エランドゥル「・・・うむ、そうだな。あまり話すべき事ではないのだが君には話さねばなるまい。
まずはそもそも此処が元凶であると私が知っている理由からだ。」
エランドゥル「元々私はこの廃墟で魔術、錬金学、デイドラの魔術の研究をしていた研究員だ。
その時に生み出された『ミアズマ』と言う物質がドーンスターの住民を苦しめる原因となっている。」
UDN「物質・・・ってことは錬金術で生み出した薬物の類か何か?」
エランドゥル「そうだ。ヴァーミルナの領域の魔力を抽出、利用したガス状の物質だな。
随分昔にはなるのだがオークの略奪団に襲撃された際、不完全なそれが作動してしまった。」
UDN「で、それはどのくらい危険なものなのさ?
夢見が悪くなる程度というなら言うほど危険じゃないと思うけど・・・。」
エランドゥル「幸いな事にドーンスターの住民の受けている影響はまだ小さい。
もともとは老化現象を遅らせる目的で作ったものだが、まだ不完全なそれは老化を止めるものの『吸引した者を冬眠状態にさせる』のだ。
それで当時は難を逃れたのだが・・・、今も当時の者達が眠っているだろうな・・・。
とにかく中に入ってみよう、そうすれば全てわかる。」
エランドゥル「さぁ、この先だ。
私以外がこの封印を解いた形跡がない・・・ということはやはり当時のままか・・・。」
UDN「どうしてその封印の解き方を・・・あっ・・・(察し」
エランドゥル「見ろ、あれがその元凶だ。
塔内にミアズマは残留したいないようだが、ミアズマの効力を作動させる魔力があの杖から発生している。
あれを止められればドーンスターの人々もきっと救われるに違いない。」
UDN「もしかしてドーンスターに影響が出たのって、ここから徐々にそのミアズマが漏れて出ていたからって事じゃないですかね、間違いない・・・。」
エランドゥル「残念だがそう考えるほかはないようだ。
とにかく最下層に降りよう。大丈夫とは思うがやたら空気が重いと場所には近づかないようにな。」
UDN「・・・ワァーオ、ホントに人が冬眠している。」
エランドゥル「これが不完全なミアズマをもろに浴びた者の姿だ。
・・・・・・ん?ちょっと待て、様子がおかしい、塔内の魔力の流れが急に・・・!?」
UDN「
ファッ!?まだ何もしていないのにどうして眠っていたはずのオークが目覚めるんだよ!?」
エランドゥル「いや、ヴァーミルナの魔力が私たちの接近に気付いて彼らを強制的に目覚めさせたんだ!!
武器を構えろ!!彼らは眠りに直前まで戦っていた賊だ!!襲い掛かってくるぞ!!」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
UDN「いや~キツイっす。大人しく寝ているならさっさと終わらせられるんだけど・・・。」
UDN「ちょっと障壁貼り過ぎんよ~、妨害やめちくり^~(挑発」
エランドゥル「これは参ったな・・・、障壁の魔力は中枢から供給されている以上、外側からではどうしようも・・・・。
いや、待て。手段ならある・・・・。まだここに残っていればの話だが・・・。」
UDN「ここにも何も、中は争った形跡でボロボロになってるし、書物だって燃え尽きたものばかりだよ。」
エランドゥル「あぁ、だがこの先に進む手段はあの書物・・・『夢中の歩み』に賭けるしかない。
他の本より分厚く、ヴァーミルナが描かれた表紙の本だ。燃え尽きてさえいなければきっと見つかるはずだが・・・。」
UDN「嘘っそだろお前!?どうしてこんな荒れた場所から本が見つかるんですか。
もう帰りたくなりますよ~、ドーンスターぁ・・・。」
・・・ガサッ
UDN「・・・・・・ん?」
UDN「あっ・・・(察し)、ふーん・・・。」
Next BABYLON STAGE 19・・・
クソデカ夢中の歩み君ですが初見の時は30分探しました(半ギレ
- 2014/05/30(金) 22:43:28|
- Skyrim日記
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