前回のあらすじ
ふとしたことから魔術の才能を見出した人間の屑、UDN。
しかし、従来の魔術法則をすっ飛ばした特異性を危ぶまれ、専門家に観てもらう事になったが・・・。
UDN「どうやら僕の魔法を観てくれる魔術師と連絡がついたらしいけど・・・。
どうしよっかなぁ・・・・、別に身体に異常はないしなぁ・・・。」
Meria「旦那様、ここは素直に観てもらうべきです。
今は大丈夫でも万が一・・・、いえ、ただでさえ危険な旅をしている身なのですからリスクは取り除くべきです。」
Lydia「私もメリアさんの意見に賛成です。
それに何かあったとき魔法の心得がない私たちじゃどうしようもできないし・・・。」
UDN「・・・うーん、確かに死にはしなくとも緊急時の命取りになると怖いからなぁ。
とりあえず行ってみるとしようかな。場所は・・・イヴァルステッド?
何時ぞや行ったハイフロスガーの麓じゃないか。」
Lydia「イヴァルステッド・・・、あっ!!」
UDN「えっ・・・どうしたのリディアちゃん?
何か大事な用を思い出したような顔をして・・・・・・ア!!(スタッカート」
Meria「どうやらすっかり頭から抜けていた様ですね・・・。
旦那様、大丈夫だとは思いますがデルフィンさんから預かった角笛はちゃんとありますか?」
UDN「あっ・・・(察し)
そっかぁ・・・、どっちにしろこれを届けなきゃいけなかったんだよなぁ・・・。」
Meria「どうにせよ用があるのですから選択肢はありませんよ。
それにもう何ヶ月も経っていますし・・・、アーンゲール師からきつく咎められるでしょうね。」
UDN「またあのホモ仙人に掘られるじゃないか!!もう辞めたくなりますよぉ~ドラゴンボーンぅ・・・。」
UDN「はぁ・・・とりあえずイヴァルステッドに着いたけど・・・。
魔術師の方は確かヴェルマイヤーの宿屋前で会えるはずだと聞いてるけど・・・。」
Lydia「あっ!!あの人じゃないですか?見るからに魔術師って感じの人ですし・・・。」
???「・・・?もしかして貴方達・・・、Sha姐さんが言ってたご一行さん?」
UDN[「そうだよ(便乗
詳しい事情は聞いてるかもしれないけど僕の天才的な魔法を観てもらいにわざわざやって来たんですよ。」
Venit「そう・・・(無関心
じゃあ貴方がUDNね、私はVenit(ヴェニット)よ。一応、炎系統の魔法を専門としてるけど・・・。」
Meria「ヴェニット・・・、まさか魔術大学の上級魔術師のヴェニット様ですか?」
Venit「別にアークメイジでもないんだからそんなに畏まらなくてもいいわよ。
それに魔術師としてはSha姐さんの方がずっと上だし、私はあの人の下で魔法を学んだのよ。
まぁ・・・、姐さんは氷結魔法の専門家だし今回の件は私が適任なんでしょうね。」
Lydia「剣の事は鈍器使いじゃなくて剣士に聞けって事ですね!!」
Venit「そういうことね。
とりあえずその問題の詠唱を見せて頂戴。」
UDN「僕の天才的な魔法、見とけよ見とけよ^~」
Meria「私たちから見れば普通の魔法の詠唱に見えるんですが・・・。」
Lydia「魔法に関しては正直無知に近いんですけどね・・・。」
Venit「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど、確かに姐さんでもこれは驚くわけだ。
貴方、何処でそれを習ってきたの?」
UDN「強いて言うなら僕の直感ですねぇ!!
習ったと言うより身体に染み付いていると言うか・・・。」
Venit「そう・・・。確かに貴方の魔法は普通のそれとは形式がかなり違うわ。
言ってしまえば貴方のそれは魔法ではない何かね。
残念だけど私にはそれが何なのかはわからないわ、姐さんもそうだろうと思うけど。」
Meria「そうですか・・・。
やはり安全性は保障できないようで・・・。」
Venit「そうでもないわ。
まったく同じじゃないけど特異体質の魔術師にも似たような現象が起こるのよ。
そしてそれが原因で死に至るといった話は聞いた事はないし記録もないわ。
恐らく自分の技術としてコントロールはできる筈なの。要は無理さえしなければ大丈夫ってこと。」
Lydia「じゃあ従士様は大丈夫って事ですね!!よかったぁ・・・。」
Venit「ただね、一つだけ聞いておくけど・・・。
貴方、『混沌の炎』を今まで見たり、単語として聞いたりはしてない?」
UDN「いやぁ~、聞いたことも見たこともないっす。
それは魔法の名前かな?」
Venit「いや、知らないならそれでいいの。
とにかく貴方は大丈夫だから、無理さえしなければ大丈夫よ。
私は姐さんに報告ついでに顔出してくるから。それじゃあよい旅を。」
Lydia「あれ?案外あっさりと終わっちゃいましたね。」
Meria「そこまで心配に及ばない事であるのならいいのですが・・・。
ともかくこの件は今後も経過を見る必要がありますね。
さて、それではハイフロスガーの方へ角笛を届けに参りましょうか。」
UDN「ああもう逃れられない!!」
UDN「しっかし、またこの階段を上るのかぁ・・・。
いっそ麓に出張所を立てて欲しいんだよなぁ・・・。」
Lydia「それはそれでロマンが無くなると言うか・・・、あ、いやなんでも無いです。」
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UDN「
ぬわぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉん!!何でこんなとこまで上らなきゃいけないんですか(正論)もう辞めたくなりますよ^~」
Meria「まったく・・・、御屋敷再建のためにドラゴンボーンの称号は必要と仰っていたのは誰でしたっけ?
それに初めてここを訪れた時に比べれば楽な道のりでしたよ。旦那様はオーバーすぎます。」
Lydia「そう言えばフロストトロールと遭遇したりと大変でしたね~。
今でこそいつでもかかって来い!!って感じですけどね。」
Meria「それだけ皆が実力をつけたというわけです。
ですので旦那様、謙遜などされずにドラゴンボーンとしてハイフロスガーの門を叩きましょう。」
UDN「え、ちょっとメリアさん背中押してない?押してるよね?物理的に。
ちょっと待って、ヤダヤダ、まだ心の準備が・・・!!」
アーンゲール「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
UDN「あ、どーも、こんにちわっす。
とりあえず角笛持ってきたっす、これっす。」
アーンゲール「あまりに遅いので死んだのかと思っていたが・・・・、いや、もう何も言うまい。
こうして角笛を持ってここに来た、かかった時間はどうであれ試練は全て合格だ。
我らと共に声の道を求める者として認めようではないか。
それでは早速新たな声を伝える儀式を・・・」
UDN「いや、早速もなにも僕はそんな気もないしマジで尻だけは勘弁してください尻だけは!!」
UDN「・・・って、あれ?ドラゴンを倒した時と同じ感覚?
あっ・・・、頭の中にドラゴン語が・・・。」
アーンゲール「おぬしも無駄に時間を積み重ねていたわけではない事は一目でわかる。
多くのドラゴンを屠り、力を得る方法をわかった今のおぬしなら直接身体に注入しなくても理解は容易いだろう。」
Lydia「当然ですっ!!今や従士様はあのアルドゥインを滅ぼさんとする勇者なのですから!!」
アーンゲール「アルドゥインが再来した以上、ドラゴンボーンとの決戦は運命付けられたものだ。
おぬしもいずれあの邪龍と雌雄を決する事になるだろう。」
Meria「旦那様・・・いえ、我が主の崇高なる使命ですからね。
そしてアルドゥインに対抗する手がかりはシャウトであると・・・、師は何かご存知で?」
アーンゲール「確かに、アルドィンに対抗する手段はあるシャウトであるのには違いない。
だが我らはそのシャウトが何なのかは誰一人として判らぬ。」
UDN「嘘っそだろお前!?それじゃあここで修行したって意味ないじゃないですか!!」
アーンゲール「・・・しかし、我らグレイビアードの主、パーサーナックスなら何かを知っているかもしれぬ。
おぬしは今や我らと同じ道に生きる者、おぬしが望むならパーサーナックスへの道を拓いてやろう。」
Next BABYLON STAGE 22・・・
約一ヶ月近くスカイリムをガッツリプレイする時間がなかったため久々の更新です。
あぁ^~、もっと休みと休みに遊べる体力が欲しいんじゃぁ^~
- 2014/07/15(火) 19:01:24|
- Skyrim日記
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